アメリカン・ダイレクト・シネマ マーク・ノーネス＋生井英考・編著 UNSCRIPTED AMERICAN DIRECT CINEMA
▶︎山形国際ドキュメンタリー映画祭 2025 アメリカン・ダイレクト・シネマ特集カタログ
カメラの軽量化や音声の同期など機材の技術革新からドキュメンタリーの方法論を練り上げていったダイレクト・シネマは、政治や社会問題、ポップ・カルチャーを主題に取り上げながら、ゴダールやワイズマンにも強い影響をあたえる大きな波を巻きおこした。充実の論考、年表、人物伝などからその歴史と全体像を明らかにする。
＿
判型 | A5並製（297mm×210mm・厚さ8mm） |
ページ | 104頁 |
刷色 | モノクロ |
言語 | 日本語英語バイリンガル |
発行日 | 2025年10月9日 |
価格 | 1,800円（税抜本体） |
ISBN | 978-4-908435-24-9 |
Cコード | 0074 |
発行 発売 | 山形国際ドキュメンタリー映画祭 ソリレス書店 |
印刷・製本 | 山猫印刷所 |
＿
目次
［論考］
アンスクリプテッド──アメリカン・ダイレクト・シネマ小史 マーク・ノーネス
「ダイレクト」と「ストレート」のあいだ 生井英考
日本におけるダイレクト・シネマ……とは？ マーク・ノーネス
［インタビュー］
私の映画術──日本と中国におけるダイレクト・シネマ 想田和弘、馮艶（フォン・イェン） （聞き手：生井英考、マーク・ノーネス、高崎郁子）
［年表］
クロニクル──アメリカン・ダイレクト・シネマ、理念の変容
［作品解説］
オープニング
01 火種──アメリカにおける前兆
02 先駆者たち──カナダとのつながり
03 1960──すべてが一変した年
04 危機の構造
05 日々のいとなみ
06 音楽とともに
07 権力と治安維持
08 制度へのまなざし
09 定点観測
10 リールの中のハプニング
11 水瓶座の時代の終わり
12 失われた栄華
13 譲らぬ大地
14 見ることの儀式
15 テレビには不向きなリアル
16 革新から制度化へ
［監督プロフィール］
［書誌］
＿
［CONTENTS］
Unscripted: A Short History of American Direct Cinema Markus Nornes
Between “Direct” and “Straight”: Film, Photography, and Historical Contexts Ikui Eikoh
・
My Filmmaking Method: Direct Cinema in Japan and China Featuring Soda Kazuhiro and Feng Yan With Ikui Eikoh, Markus Nornes, and Takasaki Ikuko
What is Direct Cinema…in Japan? Markus Nornes
・
Chronicle: American Direct Cinema─Transformation of an Idea
・
Commentary on Films
Opening
01 Sparks: The American Precursors
02 Precursors: The Canadian Connection
03 1960: Everything Changes
04 The Crisis Structure
05 The Everyday Turn
06 Musical Marriage
07 Power and Policing
08 Eyes on Institutions
09 Fixed Point Observation
10 Reel Happenings
11 Aquarius Ends Here
12 Camelot Lost
13 Hard Ground
14 Rituals of Bearing Witness
15 Too Real for TV
16 From Innovation to Institution
・
Director Profiles
・
Bibliography
＿
デザイン｜渡邉純
