判型 | |四六並製(191mm×128mm・厚さ10mm) |
ページ | |184 |
刷色 | |モノクロ |
言語 | |日本語 |
デザイン | |宮 一紀 |
発行 | |ソリレス書店 |
発行日 | |2018年2月25日 |
価格 | |1,800円(税抜本体) |
ISBN | |978-4-908435-00-3 |
Cコード | |C3074 |
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目次
序 私達の糧となる言葉との出会い 諏訪 敦彦
講義I
講義II
講義III
講義IV
監督プロフィール&フィルモグラフィ
編者あとがき 言葉の切り開く像 土田 環
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ペドロ・コスタ
映画監督。1959年、ポルトガルのリスボン生まれ。
1989年、長編劇映画第一作『血』を発表。以後、『溶岩の家』(1994)、『骨』(1997)でポルトガルを代表する監督のひとりとして世界的に注目される。
その後、リスボンのスラム街フォンタイーニャス地区で、ヴァンダ・ドゥアルテとその家族を撮影し、『ヴァンダの部屋』(2000)を発表、日本で初めて劇場公開され、特集上映も行われた。
『映画作家ストローブ=ユイレ あなたの微笑みはどこに隠れたの?』(2001)の後、『コロッサル・ユース』(2006)では、『ヴァンダの部屋』に続いてフォンタイーニャス地区にいた人びとを撮影した。2009年にはフランス人女優ジャンヌ・バリバールの音楽活動を記録した『何も変えてはならない』を発表。また、マノエル・ド・オリヴェイラらとともに参加したオムニバス作品『ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区』(2012)の一編『スウィート・エクソシスト』を監督している。『ホース・マネー』(2014)では、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015で大賞、2014年ロカルノ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞した。
土田 環|つちだ・たまき
映画研究者、早稲田大学理工学術院基幹理工学部表現工学科講師。1976年、東京都生まれ。
専門は映画史・映画美学。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。
編著書に『ペドロ・コスタ 世界へのまなざし』(せんだいメディアテーク)、『噓の色、本当の色 脚本家荒井晴彦の仕事』(川崎市市民ミュージアム)、『ニコラス・レイ読本 We Can’t Go Home Again』(boid)、『こども映画教室のすすめ』(春秋社)など。